注意喚起

【注意喚起】見積もり依頼を装った詐欺にご注意ください|カラーテクノ株式会社
NOTICE / 注意喚起

見積もり依頼を装った詐欺にご注意ください

通常の見積もり相談から始まり、信頼関係を築いた後に
工事と無関係な「代理購入」や「立て替え支払い」へ誘導する手口が報告されています。

カラーテクノ株式会社

本記事は、塗装業界で注意喚起されている事例を踏まえ、被害防止のためのポイントをまとめたものです。 あわせて、実際に当社にも入った連絡(未遂事例)を共有し、同様の被害が出ないよう情報発信いたします。

ポイント: 工事と無関係な物品購入や立て替え依頼が出た時点で、一度立ち止まり、 公式の連絡先へ折り返し確認することが重要です。

よくある手口の流れ

  1. 外壁塗装などの見積もり・現場調査の相談が入る
  2. やり取りを重ねて信頼関係を築こうとする
  3. 工事とは無関係な物品(例:消毒液など)の手配や立て替えを依頼してくる
  4. 指定口座へ高額な振込を求められる
  5. 支払いの段階で連絡が取れなくなる

注意すべきサイン

  • 「急ぎ」「今日中」「監査が入る」など、判断を急がせる
  • 工事内容から話題が逸れ、物品購入・立て替えの話が中心になる
  • 担当者の連絡先が携帯電話のみで、公式窓口の確認を避けたがる
  • 実在する施設名や企業名を使って安心させようとする

被害を防ぐための対応ポイント

  • 工事と無関係な代理購入・立て替え依頼には応じない
  • 施設や公的機関を名乗る場合は、公式サイト等で確認した番号へ折り返し連絡する
  • 文書(見積・発注・請求)を整備し、手順が曖昧な取引は進めない
  • 不審な場合は、早めに警察・消費生活センターなどへ相談する
  • 社内で「代理購入は不可」などのルールを明文化し共有する

実際に当社へ入った電話の事例(未遂)

ここからは、実際に当社へ入った連絡の事例をご紹介します。
結果として被害には至りませんでしたが、「実在する名称」を使って自然な商談に紛れ込む、 非常に巧妙な内容でした。

■ 経緯

  1. 近隣の実在する老人ホームを名乗る方から、 「外壁にひびが入ったため現場調査をお願いしたい」との連絡がありました。
  2. 現場調査の日程を約束した後、後日あらためて電話があり、 「調査当日に保健所の監査が入るため、急きょ消毒液が必要になった」と相談されました。
  3. 「これまでの仕入れ業者とトラブルがあり入手できない」「急いでいる」という説明でした。
  4. こちらで確認したところ、老人ホームも、消毒液の会社も実在していました。 まず消毒液の会社の担当者とされる携帯番号へ連絡し、見積書を文書で受領しました。
  5. 当社からはトラブル防止のため、 「見積内容をメールで確認 → 当社より請求書発行 → ご入金確認後に購入手配」 という手順をご提案しました。
  6. すると、その時点で一切連絡が取れなくなりました

■ 不審点の確認と結果

念のため、老人ホームの公式の固定電話番号へ連絡し、担当者と名乗っていた人物名を伝えて確認したところ、 「そのような人物は在籍していない」との回答でした。
詐欺の可能性が高いと判断し、急ぎ110番通報を行い、被害には至りませんでした。

■ この事例からお伝えしたいこと

  • 実在施設名・実在会社名の確認だけでは安心材料にならない(名称が悪用される可能性があります)
  • 工事の相談から始まっても、途中で物品購入や立て替えへ話が移ったら要注意
  • 違和感があれば、公式番号への折り返し確認と、文書での手続きを徹底する

同様の被害が増えないよう、当社ではこのような注意喚起をブログやホームページ等で継続して発信してまいります。
もし似た連絡を受けた場合は、無理に対応を進めず、早めに公的機関へご相談ください。

最後に

この種の連絡は、通常業務の流れに紛れ込む形で進むため、気づきにくいのが特徴です。
「急ぎ」「例外対応」を求められたときほど、社内ルールと確認手順に立ち返り、慎重にご対応ください。